サハリン/樺太史研究DB(データベース)公開
サハリン樺太史研究者が個々人で蓄積した資料目録や収集資料の公開、研究に必要なインフラとしての基礎情報の公開が「境界地域史研究資料統合活用計画」の一環として開始されました。具体的には、『樺太日日新聞』の記事DBや地名DBが公開されています。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
サハリン/樺太史研究DB(境界地域史研究資料統合活用計画)
(以下は、すでに終了しています)
山口精/山口進共著『北日本汽船航海記』頒布
北日本汽船乗組員だった山口精氏の手記を息子の進氏がまとめた『北日本汽船航海記』が刊行されました。
入手なさりたい方は、本ページ左の欄にある「入会・お問い合わせ」フォームから本会にご連絡をいただければ、著者のご連絡先をお知らせいたします。
山口精/山口進共著『北日本汽船航海記』コアテック、2021年、非売品、全271頁
【目次】
はじめに
第1章 北日本汽船(株)と樺太
第2章 北日本汽船の「日鮮満航路」と「日満欧亜連絡航路」
第3章 木下卯八氏と「北日本汽船高等船員名鑑録」
第4章 畠中隆輔氏と「氣比丸遭難追悼録」
第5章 航海記「欧亜連絡船、さいべりや丸」
第6章 航海記「小さな貨物船、榮福丸」
第7章 航海記「日吉(ひえ)丸の帰らざる航海」
*山口幹:白縫村村長(1929.12-1931.3)
*山口精〔つとむ〕:北日本汽船乗組員(1934.11-1943.11、以後大阪商船勤務)
*山口進:精氏の手記をまとめられたご子息
*関連新聞記事はこちら(『中日新聞』2021年5月11日)
(2021年10月04日発信)
全国樺太連盟寄贈図書の無料配布について
樺太からの引揚者団体である全国樺太連盟から、大量の樺太関連書籍の寄贈を受けました。
これらの書籍は、かつて全国樺太連盟が印刷・刊行し、会員などに配布したものの内、現在まで樺太連盟の本部に残っていた物です。
会員の減少と高齢化の進む樺連が持っているよりも、樺太に関心のある方々の手へ渡る方が本望との樺連のご好意から、樺太史研究者としての中山に託された物です。
そこで、2012年5 月12 日よりこれら寄贈図書の無料配布を下記PDF記載の要領で実施いたします。
全国樺太連盟寄贈図書の無料配布について (PDF:136KB)
全国樺太連盟団体誌『樺連情報』「樺太点心」
樺太からの引揚者団体である全国樺太連盟の団体誌『樺連情報』の「樺太点心」に、同団体理事の工藤信彦氏の呼びかけで、当会会員を含む研究者やジャーナリスト、引揚者の方々が記事を寄稿しております。毎回1,200字程度の短いものですが、樺太史に関する様々なトピックが紹介されております。
*記事名一覧はこちらから。